高配当株投資を始めて、比較的早い時期に買った株のひとつが弘電社です。
弘電社を買ったのは、2024年8月23日。
1株1,275円で100株、127,500円で購入しました。
当時の私は、今ほどいろいろな数字を見ていたわけではありません。
配当利回り、自己資本比率、過去に減配していないか。
まずはこのあたりを見ながら銘柄を探していました。
弘電社を買った理由
弘電社を調べてみると、三菱電機グループの会社で、電気設備工事を手がけています。
2024年3月期の自己資本比率は約63%。
2024年3月期の実績配当54円を基準にすると、私の購入価格1,275円に対して、配当利回りは約4.24%でした。
「三菱電機関係の仕事もあるし、配当もいい。これなら長く持てそうだな」
そんな感じで買った株でした。
思いがけなかったTOB
ところが、その後株価が上がっていきます。

そして2026年5月、きんでんによるTOB(株式公開買い付け)が発表されました。
TOB価格は1株11,501円。
私は最後までTOBを待たず、2026年6月30日に1株11,490円で100株すべて売却しました。
TOB価格との差は1株11円。100株でも1,100円です。
それなら早めに売って、次の投資に資金を使ったほうがいいかなと思いました。
1,275円で買った株が11,490円。
約9倍です。
売却額は1,149,000円で、購入額との差は税金や手数料を考えなければ1,021,500円になりました。
さらに保有中には、配当金も4回受け取りました。
税引前で合計18,400円です。
長く持つつもりだった弘電社
もちろん、買ったときにこんな展開になるとはまったく思っていませんでした。
むしろ長く持つつもりで買った株だったので、売るときは少し寂しい気持ちもありました。
高配当株投資というと、どうしても配当利回りに目がいきます。
でも弘電社を持ってみて、配当をもらいながら長く持っていると、こんな思いがけないこともあるんだなと感じました。
私にとって弘電社は、間違いなく「買ってよかった株」のひとつです。

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